不倫関係を暴露する怪文書が送られてきた事例
事案の概要
男性の妻に,突然,不倫を告発する怪文書と男性が女性Xと不倫関係にあることを示す写真が送られてきました。男性も妻も,怪文書に送り主として記載されている女性Yの名前に憶えはありませんでした。
妻から問い詰められた男性は,写真の女性Xと不倫関係にあることを認めました。そのとき,男性は,女性Xと別れ話をしている最中であり,不倫相手である女性Xから怪文書が送られてきたのではないかと疑ったご夫婦は,男性自身が女性Xと交際解消の話し合いをすることで家族の身に危険がおよぶのではないかと感じて怖くなり,二人で当方に相談にいらっしゃいました。
結論
当方が怪文書や写真を照合した結果,男性の不倫相手である女性Xが第三者を装って,送ってきた可能性があることがわかりました。
そこで,当方から,女性Xに対して,当該怪文書等を送付したことが疑われること,男性を含め男性の家族に二度と近づかないでほしいことなどを警告する書面を出しました。
女性Xは,怪文書等を送付したことを否定していましたが,当方からの警告は受け入れ,その後,男性含め男性家族に接触することはなくなり,交際解消が実現しました。
このように,時々,家族や勤務先に怪文書等が送られてしまう事案があります。この場合,不倫相手が送ったことが疑われるケースがあります。そのような事態になったときには,不倫相手に対して適切な警告を行うことで,解決に導くことが可能となります。怪文書等の資料確認も含め,一度,専門家にご相談ください。
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