弁護士の介入により会社に発覚することなく交際解消が実現した事案
事案の概要
不倫相手の女性が、男性との交際中より、徐々に精神的に不安定になり始め、頻繁に「自分との不倫関係を妻にばらす」「自宅に押し掛ける」「会社に乗り込んでやる」などと言い出すようになってしまいました。男性は交際を解消することを希望していましたが、妻や会社に不倫関係を暴露されることなどをおそれ、別れたいと言い出せず、女性をケアしつつ、不倫関係を継続していました。
しかし、女性の精神状態は一向に安定せず、女性が男性の自宅に押し掛け、男性の妻に不倫関係が発覚する事態となってしまいました。
妻に発覚したことで、女性も一度は交際解消に応じましたが、その後も電話等での連絡は続きました。男性は、また自宅に押し掛けられるのではないか、会社に暴露されるのではないかという懸念から、接触を断てない状況になり、ご自身での解決は困難と考え、ご相談にいらっしゃいました。
結論
当職が男性の代理人となって、女性に対して、通知を出し、以後男性には連絡をしないようにということ、その他女性の行為に対する必要な警告を行いました。その結果、男性に対する連絡はなくなりました。さらに、その後は女性が男性の自宅に押しかけることもなく、会社に連絡をすることもありませんでした。結果、会社にも不倫関係が発覚することなく、女性との関係は清算され、終了となりました。
不倫関係が悪化してくると、お互いに冷静さを欠くようになり、不倫相手の女性の言動もエスカレートしがちです。その女性の言動におびえて別れを切り出せず、関係が続き、事態はさらに悪化するという悪循環に陥ることが多いです。
弁護士の介入によりさらに事態が悪化するのではないかと考えられる方も多いのですが、通常はその逆です。専門家の介入、さらには自らの言動に対する法的評価などを認識することで、冷静さを取り戻すきっかけになります。
介入のタイミングからご相談させていただきますので、早めに一度ご相談ください。
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