慰謝料の支払いにつき、残額免除方式による合意をした事例
事案の概要
不貞相手に慰謝料の支払いを請求しました。当初はかなり金額に差はありましたが、交渉の末、金額の合意に至りました。
もっとも、支払が長期分割となったことから、その履行をできるだけ確保する合意内容が問題となりました。
結論
いわゆる一般的な懈怠条項(支払を怠った場合の期限の利益の喪失及び遅延損害金)を入れました。また、より高額の支払い義務を認めさせつつ、期限の利益を失うことなく履行がなされた場合には残額を免除する合意も取り付けることで、できる限り履行を確保する合意ができました。
履行を確保する手段は様々ありますが、特に長期の分割払いとなるケースでは、合意内容に配慮することはもちろん、公正証書にするなど、何等かの手立てが必要です。
お困りの方は是非ご相談ください。
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